コウモリはわずか1.5cmの隙間を通ることができ、建屋内へ侵入します。
お家に住み着つかれますと、以下の生活被害・環境被害が生じます。

1. 特定の箇所にフンが集中して落ちている

2. 壁に黒いアブラ汚れ、白い尿が付着する

3. 天井や壁から音がする

『カリカリ』爪の引搔き音
『ゴソゴソ』何かが動く音
『チーチー』鳴き声がする

4. 天井や壁にシミができる

5. 糞尿によりアンモニア臭がする

コウモリの活動期間中に営巣場所から追い出した後、
営巣場所につながる1.5cm以上の隙間を全て封鎖します

  • 鳥獣保護管理法により保護されているため、捕獲・直接の駆除は禁止されています
  • 忌避剤や超音波などで一時的には追い出せますが、巣への帰巣本能が強い為しつこく戻ってきます
  • 現在の侵入口を塞いでも、営巣場所に繋がる他の隙間を探して侵入します

コウモリのライフサイクルの関係で、防除に最適な時期は4月中旬~6月9月~10月中旬で短い期間に限られます。
※この時期以外で侵入口を封鎖しますと、冬眠中のコウモリ(11~3月)・幼獣(7~8月)を完全に追出せないためコウモリを一部閉じ込めてしまいます。

時期備考追出し
11月~3月冬眠中で動かない×
4月~6月活動
7月~8月幼獣が飛べない×
9月~10月活動

ケース1.排気口ダクト内

  • 浴室の換気口からダクトジャバラ内へ侵入した例です
  • コウモリを忌避剤で追出した後、ジャバラ内に溜まっていた糞を除去と清掃、薬剤による殺菌処理をします
  • 侵入防止のため、換気口にステンレスメッシュを取り付けます
ジャバラ内のフン
メッシュで侵入防止

ケース2.エアコンのダクト

  • 普段使用していないエアコンのダクトの隙間から侵入した例です
  • 室内機と壁内に侵入していたコウモリを追出した後、室内機を取り外しました
  • 室内機を取り外すと大量のフンと死骸が溜まっていましたので、エアコンは廃棄処分し、壁の清掃・消毒処理を実施しました
ダクトの隙間
エアコン内の汚染

ケース3.屋上の笠木

  • 屋上の笠木から壁内を通じて、屋内にまで侵入された例です
  • 100匹以上のコウモリがいましたので、完全に追出すため侵入口以外を封鎖した後、侵入口に「コウモリが出れるが入れない」細工をしました
  • 数日間様子を見て、コウモリが侵入していないことを確認してから全ての侵入口を塞ぎます
  • 笠木には壁内の結露防止のため吸排気するスペースがありますので、通気確保の為メッシュ材で侵入口を塞ぎます
笠木の隙間
メッシュ材の取付け

ケース4.軒天井の通気から侵入

  • 軒天井の通気から屋根裏に営巣された事例です
  • コウモリは棲息場所である程度決まった場所にいますので、糞が山状に溜まります
  • 追出し後に、侵入口をメッシュ材で完全封鎖しました
  • フンの除去と清掃、殺菌・殺虫・消臭剤をミスト噴霧しました
天井裏フン
薬剤ミスト噴霧

現地調査後に、対策案やお見積りをご提案いたします。調査費は3,000円です。

調査内容

  • 現在の侵入経路を特定します
  • 別の隙間から再侵入しますので、全ての隙間をチェックします
  • 天井裏や壁内への侵入がないかを確認します

軒先や軒天と壁の隙間が侵入口にされている場合、お家回りを全周施工するため全面足場を組む必要があります。
足場代金が高額になりますので、外壁塗装などの他の工事と同時に進められればコスト削減となります。

保証内容

  • 施工箇所から再侵入されましたら、無償で再施工致します
  • 施工部材が脱落した場合、無償で再施工致します
  • 保証期間は3年間となります